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BRM泉佐野607・400キロ  串本まで

  ご飯を食べて少し回復した腹ポンを見て、ちょっと安心します。

ゴメンね。腹ポン (;_;)スピードが速いの遅いの文句を言って。腹ポンなら400キロくらい走っても大丈夫、って思ってるからつい、我侭放題言っちゃいます。腹ポンだって400キロ走るのは大変なんだよね。

いつも腹ポンと仲間に甘えてばかりの自分に気づきます。「べりさん、速い」なんて全然違うよ・・・(;_;)。

お昼を食べて走り出すと「今飛ばされると、食べすぎで口から出そう (^^;」自主申告しておきます。しっかりとした定食で量がありました。その上、「熊野鼓動 うめみかんサイダー」も飲んでます。これはうめの後味のみかんサイダーでしてシュワシュワと爽やかでした♪

ゆっくりしたペースで進み、「お!久しぶりの信号flair」が出てきたら右折です。ここ100キロほどの地点で300のルートと別れ、新しい400のコースが始まります。そのとっぱしが今回一番長いんじゃないかと思う2キロ以上ある水上栃谷トンネル。でもtakotakoさんの「イカす旧道」を思い浮かべると、このトンネルも有り難い存在に思えますヨ・・・・

右手の木の向こうに川がずっと流れています。その川と一緒に下って下って♪あれが熊野川かなー、なんて思ってましたが、今見ると支流でした(^^; 。

トップに入れてぐっと踏み込んで下りに慎重な腹ポンを追い越してみます。ああ、風を切って下る楽しさ!

これがこのままずっと続けばいいのになあ・・・・と思います。

これからの登り区間、薬缶ステージ、雨の予報、ひらまつさんとは温泉でお別れ、そんな苦しいこと満載のこれからが判っているだけに。でも、そうそう下ってばかりもいられず、直ぐに上りに掛かります。この道は車道が広くて面白くもなんともないしんどいだけの登りです。苦しい、ぐるじい、ぐるぐるじい・・・と登っていると、後ろでひらまつさんとtakotakoさんの軽やかな息遣いの会話が聞こえてきますよ。

(T_T)うわ・・・・余裕じゃまいか。くっしょ~、。やるな、ひらまつ!今度ミテオレ!

なぜか矛先はひらまつさんへ(笑)。と、目の前をのんちゃんご夫婦が登ってます。別段追い越したくて追い越すんじゃないんですが、ペースを落とすわけにも逝かずそのままゼイハアと追い越します。

「エ~、毎度おなじみ廃品回収でございますぅ・・・(^^)」後続のおやぢどもが、なんか言ってますよ・・・・何時の間に廃品回収業者になったんだか(笑)

少し登ると直ぐに第2PC熊野古道中辺路道の駅へ。

Ap6070355

Ap6070352 ここはレシートチェックです。PC1で買った梅ジュースがあまりに美味しかったので、きんかんも買ってみます。軍配はうめ。

だって、きんかん種多すぎ。ぺっぺっと吐かんと食べられへん。

ここで売店のおばちゃんが「このレシートが大切なんでしょ?失くさんようにせな」とズバリ言い当てます。

「なんで?知ってるの?(@@)」と聞くと、ケラケラと笑って「だって、さっきから何人も通ったし、話も聞いたよ」とのこと。なーんだ、Mazokaさんのことを知ってるワケじゃないみたい<ばきっ

おばちゃんの仰せに従い大事に首から下げたパスケースの中のブルベカードに挟み込みます。

で、ココで要らんことを聞いてしまいます。売店のおばちゃんによると

「九州は大荒れらしいよ。ここらも夜から朝は大雨やから、さっさと走らんと海岸線は通行止めやよ。・・・・あ。この先にもう一つ峠があるよ。それで上りはおしまい」

・・・・・・2ミリの雨じゃ済まない?大荒れ?波が高いと通行止め?

これは大変なことになりました(--)。ささっと串本辺りを急いで通過しないと・・・。更に峠があるという嬉しくもない予言を頂き、ふにゃふにゃと力が抜けそうです。少し腹ポンの顔が心配そうになります。「さあ,逝くよ」とサクサクと出発です。

そこから少し登りがあって、後は下り下り下り下り・・・・。ここだったか、左手の川中には長い竿をもって人柱よろしく立っている人がちらほらと見受けられます。鮎のとも釣りです。新鮮な鮎の塩焼き食べたいなあ・・とか思っていると、突然ひらまつさんが、「ここ右に行くと川湯温泉」とアナウンスを入れます。

・・・・・・川湯温泉って、ホラ、まず土方して湯船を掘ってからじゃないと入れないという、あの幻の温泉ですか。こんな所にあったとは。ネタならひらまつさんには桜湯じゃなくて、こっちに行って頂きたいなあ、なんて思いますが。レーパンのままシャベルを振るうのは、きっと図的に嵌るものがあると思われ(^^)・・・・あ、行かないの。

下りきって右折すると左手にはバスクリンを溶いたように緑色の川が現れます。熊野川です。

takotakoさんの引きで軽やかに、速く進みます。Ap6070357

Ap6070364 「ひゃあ!」といっせいに叫んだ滝。走っていると滝のしぶきがシャワーみたいに降り注いだから。

しぶきに引き寄せられて、近くに寄ってみてみますが、先ほどしぶきを浴びて「体感」した時の感動の方が凄かった。

暫く走って自販機で休憩したあと、これまた暫く走るとPC3新宮のコンビニ.

ここでひらまつさんが「ボクはここからネタ走行に入りますので、ここでお別れです」と仰います。お別れですかー(;_;)ハイ、さよーならなんですかー(;_;)と思っていると

「熊野速玉神社にはヤタ烏が祭られていて、マスコットも売ってますよ。ヤタカラスって、ホラ、近畿オダックスがシンボルにしてるアレですよ。」と誘惑してくるじゃないですか!そ、そんな誘惑には負けないんだ!雨が降る前に早く南部を抜けるというミッションがワタシにはあるのだ!と思っていると

「そのすぐ近くに鈴焼のお店があって・・・」

あ・・・・それ掲示板に出てたやつ。取り寄せても食べたくなるというお菓子ではありませんか。

「・・・・・・・・・・・ヤタガラス、行きましょうっ!」あっという間に誘惑されてしまう奥さん (^^;) 誘惑に弱いなー(笑) 腹ポンは憮然としてますよ。内心「あれだけ、真っ直ぐ亀さんで走らせてくれと言っておきながら・・・」思っていること間違いなし。でもねー、ヤタガラスですよっ、鈴焼ですよっ、熊野速玉神社ですよっ!

「夕日はこの天気では無理でしょう♪」とtakotakoさんはハナから熊野神社に行くつもりみたい。そう、カメラが背中で唸ってます。ブルベ報道カメラマンとしてもこのネタは外せないようです。

あっという間にPC3を離れます。離れ間際にytさんも誘惑しておきますよ。『近畿オダックスのマスコット、ヤタカラスが祭られている速玉神社に行ってきますね~♪」

Ca391120 速玉神社到着♪

腰に手をあてたエラソーな龍神さま(笑)Ca391121

Ca391122 5時間際。まさに片付けようとしているところでした。

Aca391124華やかな神社本殿。

来て良かった(^^)

ここまでストイックに(これでもワタシにしたら十分っストイックなんですってばっ)に走ってきたので、フラストレーションが溜まっていたのかも。

お土産にヤタカラスの根締を買い、意気揚々と神社を後にしました(^^)v

そして国道42号線を通って紀伊勝浦へ。左の堤防の向こうは太平洋です。

「太平洋を自転車にのって見ることになろうとわ・・・」腹ポンも感無量の面持ちです。ワタシは

「淡路島に似てるねー」と至ってアッケラカン。

「似とらんわいっ。全然違うっ」と激しく否定されてしまうのですが・・・・似てるよねえ?(^^;

ここで雨がぱらつきだします。「雨が降る前に距離を稼ぐべきか、雨が降って濡れる前に夕食を済ませるべきか」協議にかけますが、「マグロ!(^0^)」ということで早めの夕食です。これが良かったのかも。補給は早め早めが良いのです。

紀伊勝浦では「めはり寿司2代目」に行きます。Ap6070375

2代目定食はボリューム満点。マグロの天麩羅をジャボンと薄めのタレにつけて食べると白いご飯が欲しくなります。

出てくるのも意外と早かったです。食べるのはもっと早くて(ぷぷっ(^m^)ガッツイテマス)18時3分に出てきた料理を食べ終わってお金払って、外に出たのが18時16分。

どんな食べ方してたんやろ>自分(^^;

そしてここでワタシ的には大変なことが発覚。雨用最終兵器として今回用意したスポーツ・バルムを車に置き忘れてきてしまったのです。これを塗ることを前提として、カッパは短く切ってありますし、ズボンの方も膝丈に切っちゃいました。濡れながら走るのが前提なので冷えなきゃいいんですけど・・・・(--)

店を出て暫くすると「桜湯」の看板が出てきました。ひらまつさんとはここでお別れです(;_;)。ひらまつさん、夜道を1人で大丈夫かしらん。温泉出てきて雨でもまた走れるかしらん。心配しつつお別れです。ひらまつさんも少し不安げにも見えます。

暫く走ると段々と雨が酷くなってきました。と、takotakoさんが「今何時ですか?雨が酷くなるようなら串本から輪行しようかと。8時までなら電車があるので日根野に12時に着ける筈。」と突然おっしゃいます。

ガ━━━━(;゚д゚)━━━━━ン

そうだ、takotakoさんは雨の薬缶走行は避けるご予定だった・・・・・・。腹ポンが「兎に角、串本に行きましょう」とコトバ少なく返して、先頭に立って串本を目指しました。

後ろを走りながら[takotakoさん抜きであと200キロ超夜の道 weep takotakoさん抜きで雨の中・・・weep]ぐるんぐるんと、その言葉が頭を巡ります。きっと腹ポンもショックだった筈。

「そんなこと言わずに一緒にゴールまで行きましょうよお!ね!」本当はそう言いたい。でも考えてみると腹ポンだって本当はリタイアするべきなのかも知れません。この6月の忙しい時期に怪我でもしたら、事務所は立ち行きません。リタイアするのがオトナの判断かなあ・・・なんて思いかえします。じゃ、ワタシは?と思います。(あとでお話を伺うと仕事のご都合だったそうです。雨でも晴れていても、途中で帰らざるをえなかったそう。)

ワタシは走らせて貰おう、と思いました。だってワタシだけ事故っても事務所としては立ち行くのです。

雨がドンドン酷くなります。これはまだ序の口なのでしょう。雨が沁みます。心がそのままむき出しで雨に打たれているような感じです。串本の駅の表示が出てきて歩道に止まります。

「どうされますか,takotkoさん」と腹ポンが聞くと「あー、じゃあ、ここで輪行しようかと」というお話。腹ポンは「じゃ、私たちは先に進みます」とリタイアする気はナッシングのようです。よかった(^^)、ワタシも1人にはならなくて済みます♪

「じゃ」と別れて次のPCを目指します。

takotakoさんを置いて雨の中2人だけで走り出すと、なぜか心の一部をもぎ取られたような痛み。振り向かずにすすんでいくと直ぐにPC4串本のローソンでした。

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