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BRM718紀伊半島をちいちゃく回れ! 後半

走りだすと日の傾いた海岸沿いは少し涼しくなってました。

ここで夕食ポイントを協議します

  • 1.串本までの間に紀伊勝浦でまぐろを食べるか?
  • 2.串本まで行って橋杭岩の夕日を眺めて、串本でサンマかとびうおを食べるか?

タケさんは暫く前を走っておられましたが後ろを振り向き、にっこりと

「まだおなかが空いてないので串本まで行きましょう」とグイグイと引いていかれました。そうですねーconfident。実はワタシも橋杭岩の夕日が見たかったのです。去年見そびれてしまったから。行きましょう!行きましょう!

先頭はタケさん、クラインさん、腹ぽんと変わっていきます。紀伊半島の南の端、低い山に落ちていく夕日を見ながら「もうちょっと!まだ暮れないで!」と心の中で念じます。太陽がダイヤモンドリングのように山の端にかかります。でも空はまだ明るい。間に合う!?

橋杭岩に到着~♪

タケさんの嬉しそうな顔 happy01

ヨカッタ!

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橋杭岩がどうして夕日ポイントなのか判りません。だって夕日は橋杭岩の向こうに沈むのじゃなく、橋杭岩を見る私たちの背後に落ちるんです。

でも confident 。きっと。見る人の背後から全天に亘って空を赤く染め上げる夕焼けがここ串本にはあるのでしょう。そんな夕日を次は見れるでしょうか。

すぐに第4PC串本ローソンです。ここで岡田代表から地元の美味しいお店を教えていただきます。PCすぐ目の前の、その名も天然活魚料理「くしもと」です。

入るとカウンターは一杯、座敷に相席で、ということでふと座敷を見ると、そこにはオダックスジャパン代表の白木さんが!!(@0@)。これは好都合♪きっと素敵な話が聞けるでしょう、と相席をお願いします。それに相手がブルベの人じゃなかったら、こんな汗臭い集団と一緒にご飯なんざ食べれませんと断られるところだったかも(笑)。

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これなら速いだろうと全員が頼んだマグロ丼。

ところが出てくるのに40分以上かかりました(^^;。

その前にお水が出てくるのに15分かかり、注文を聞いてもらうのに10分ほど待たされたという、超スローテンポなお店です。

白木さんは定番の刺身定食1000円を頼んで居られましたが、それも美味しそうだったのです。たっぷりの刺身に魚の煮付け、味噌汁などなど。次はアレじゃな!!と硬く心を決めたべりでした。仮眠の話も聞けてなかなか楽しい夕食となりました♪そうそう。やっと来たマグロもねっとりとして実に美味しかったですヨ♪

外に出るともう日も暮れてました。テールライトを点灯させ、あちらこちらを点灯させ、今一度PC4に戻って補給物資を買います。岡田代表にいいお店を紹介してくださったお礼を申し上げて、出発です。

「じゃ、ボクは温泉に行ってきますspa」とひらまつさんが反対方向に走り出すと、スタッフの方が「あ、反対方向に行っちゃった!」と心配されます。温泉ですヨというと、すぐに納得して頂けたのは、ひらまつさんのspa走法が大分有名になってきつつあるということでしょうか?(^^)。

ここから夜間ステージが始まります。去年は風と雨で苦しんだな~と思いつつ快調に飛ばし・・・・・・・・あ、すみません、ワタクシ付いてイケマセン (^^;。

「登りはもうちょっとゆっくりで!」と後ろで様子を見ていたクラインさんが先頭をいくタケさんに言ってくださり、少しペースが落ちました。でもやっぱり名古屋組お二人は登りでのスピードが持ち味です。細かくアップダウンを繰り返すうち、前に海苔がいると追い抜きざまにスピードがあがるうち、少しずつスピードがまたもや上がっていく・・・(^^;。腹ポンが前を引き始めると更に(私にとっては)インターバル練習の様相までも呈してきました。な~じぇ~(泣)。死ぬ思いでついていきます。

と、前をガシガシと走っていた腹ポンのスピードが落ちてきたなあ・・・と思ったら、「もう、あかんsad。これ以上はダメ。飲むものもなくなったから、どっかで休ませて」と。

えっ coldsweats02 腹ポン、無理してたん? と驚いているうちにみるみるスピードが落ちていきます。ヨロヨロとイノブータンランドに入り、自販機で飲料を買いました。腹ポンが随分しんどそうです・・・(心配)。腹ポンの様子を見ていると、今のタケさん、クラインさんのスピードに合わせていくのはとても無理です。無理なのはワタシも同じ。ここからはまだ200キロ・半分が残っています。タケさん、クラインさんとはここでお別れして、残り半分は私たち二人だけで行ったほうが良いのでは?と腹ぽんと相談しました。この頃、夜とは思えないほど蒸し暑く、蒸発しない汗が気持ち悪かったです。

「ううん、ボクもしんどいから。みんなでスピードを落としていきましょう。」とクラインさんがおっしゃいます。クラインさんたちのスピードなら、もっと早くゴールすることが出来るのに。。。ごめんなさい。。。。有難い気持ちと申し訳ない気持ちがないまぜになります。

「ゆっくり前を引きますね。」とタケさんが先頭を引いてイノブータンランドをでました。スピードを落としてアップダウンを走っていきます。と、その途中の自販機の前にゆばさんが座り込んでいるのを発見!!そういえば熊野中辺路PCを出て暫く前を引いてらっしゃった筈がいつの間にか姿が見えなくなっていました。クラインさんが止まり、私も止まります。

「どうですか?」とお聞きすると「もうぅ~、嫌になっちゃってたところ~。」とトボケた回答でした。ゆばさんを加えて走り出すとちょっと先の自販機に腹ポンがまたもやへばりついているのを発見、もうちょっと前でタケさんが手持ち不沙汰に待ておられました。皆で走り出しましたが、暫くすると腹ポンが眠い眠いと言いはじめます。仮眠をとるほどではないとのことなので、次のPCでミンミン打破なんて薬物をとれば大丈夫だろうとPC5まで。Pap_7832 ここからゴールまで120キロです。現在夜の11時くらい。つまりゴール制限時間まであと12時間あるわけで・・・・・♪・・・と去年と同じ皮算用をして、「楽勝やね!(^^)」と喜びます。あとは水越峠と雄の山峠を残すのみ。水越峠を優しいペースでタケさんが引いてくれます。ゆばさんは、PC5を出てから物凄い勢いで先行していかれたので「相変わらず元気やなー。」とお見送りしました。

あれれ??(@@) 去年よりずっと短く感じた水越峠です。気が付くと下りになっていて、先頭をいくタケさんがハンドルをさぁ~っと一撫ですると、トンデモなく明るいライトが暗い峠道を照らします。例の照射範囲を銀紙の筒で絞ったライトは2時間ほどしかもたないので、ここぞ、というときだけ使われるようですが、その作戦が図にあたってます。峠を越えて暫くするとPC6でした。この頃になると、気温も大分下がり走りやすくなっていました。

最後のPC6で、オレンジの服のFさんと会います。そういえば出発前もお話したような。Fさんもしきりと眠い眠いとおっしゃってました。

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「あと60キロですよ!!(^0^)」と元気に言います。私はなぜか眠気はまるでなし。「一緒にいきましょう!」とお誘いして一緒にPC6を出ます。でも、やっぱり眠かったとのことで、気が付くとFさんは居られず、腹ポンが・・・・・・・・・・なんだかふらふらしてるっ!?(@0@;)・・・・・眠くてもうダメということで仮眠をとることにしました。

クラインさんに「先に行っててください」というと、「ボクも眠くてダメ・・・・」ということで皆で通りかかったコインランドリーの軒先で寝ることになりました。コインランドリーの中は暑くて明るくて寝られそうもありません。軒下はコンクリートが冷たくてすべらかで風が通って、なにやら動いてい・・・・・げええ!!・・・(@0@)人差し指ほどもあるデッカイかみきり虫があちこちに!!

怖いよーーっ(泣)。かみきり虫と一緒になんか寝たくないよーっていうより、寝れないよーーっ(T_T)。でも、腹ぽんとクラインさんは軒下でミイラよりも真っ直ぐ上を向いて、あっという間に寝ちゃってます。こんな道端で無造作に寝ることへの不安もあり、タケさんは?、と見ると少し離れた看板にもたれて座ってはりました。なんとなく不寝番の侍の雰囲気です。「ほお。(^^)」と少し安心して私も眠くはないのですがゴロリと横になって寝る努力をすることに。寝たのか寝なかったのか判らないまま、タケさんの携帯がなり始め「30分たったよー。」と皆を起こしにかかられます。腹ポンも「楽になったー♪」と起き上がります。

後はゴールを目指すだけ。

途中海岸線でFさんとまた会います。タケさんの強力な引きでズイズイと進み続けているとすぐに朝がやってきました。

Pap_7830

伊太祁曽神社ちょと手前で。空がきれいでした。

ここを過ぎると雄の山峠だけです。クラインさんに先に行ってて下さいとお願いしました。

「わたし、雄の山峠は苦手で押しちゃうかもしれません。でも・・・ちゃんと峠を越えて、直ぐにゴールに行きますから。ゴールでちょっとだけ待ってて下さい。」

「じゃ (^^)」と峠の登りにかかります。でも去年の300㌔の最後には登れなくて押して上がった峠なのに、えいやと足に力を込めるとくいっと登ることが出来ました。感じとしては一番きついカーブが神戸の再度山の最初のトンネルへの上り口みたい。

「ここ1年ちょっとの間に私も少しは進歩したんだ・・・」と登りきりながら嬉しかったです。そこから信号を越え、陸橋を越え、クラインさん、タケさん、ゆばさん、腹ぽんとゴールしました。

走り出してから22時間31分後のことでした。ゴール地点にはきよしさん、飲むらさんが待っていて下さいました。なんとなくこのお二人のお姿を温室で見ないと近畿ブルベじゃないような気がしますネ (^^)。

去年まではしんどくって、へろへろで、とても喉を通らなかったカップラーメンのご馳走を今年はスタッフの方に作って頂きました。ゴールでカップラーメンを頂くのが、実は私の夢だったという(笑)。

・・・・・・・お・い・し・か・っ・た・・・・・・

スタッフの皆さん、本当にありがとうございました!!

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