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埼玉1000 start~日本の反対側の街へ

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朝5時半南浦和の宿を出る時に女将さんが記念写真を撮ってくださいました。朝早くから玄関を開けていただいた上に、お見送りまで、、、ありがとうございました。

そこからスタート地点まで約5キロ。GPSに入れたルートを進んでいると、前方の交差点から”如何にも!”な反射ベストに荷物満載の自転車が合流します。

「ブルベですか?(^^)」と一応、いちおうですね、聞いてみると・・・

「他に考えられないでしょう!(笑)」と。そうやねー、考えにくいですよねーとこちらも笑います。前方のまたもやそれらしき反射ベストの海苔影が細い道を曲がっていくのについて曲がるとそこには、反射グッズを身に着けた海苔が集まっていました。ここらしい。

☆ 0km地点 ★

おおおお・・・・ドキドキします。これから1000キロの旅に出るのです・・・(>_<)。受付を済まし、荷物を預けているとちらほらと知った顔があって少し安心します。

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ジテツウで時々お会いする同じshopのシャークさんと(お、お茶目じゃ・・・)。

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近畿のブルベ女王モリタさんの自転車は増タンク満載で実戦配備そのものですし、

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上の写真を撮ってくださったゆば~ばさんは、お年の功かお人柄か、毎度アガルということからは縁遠そうな落ち着きっぷりです。ふう~(^^)、私も落ち着きますヨ♪

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撮られどころを心得たひらまつさんのやけに凛々しい横顔とともにブリーフィングを聞きます。「シークレットPCがあるかもよ~」ってことです。どうやったらシークレットPCとやらをハッケンできるのかそれが気になりましたが、ブルベカードに記載がないということはそんなものはないということらしいので、気にしないことにします。

いろいろ注意がありましたが、気になったのは「Pc1までに無理をすると峠で ぢごく bombを見ますよ」というもの。「それは怖ろしい~(^^;」と思います。

「今まで600キロ以上走った事のない人手をあげて~」との主催の問いに「ハーイ(^0^)/」と元気良く手を上げます。半分くらいでした。多いのかな少ないのかな?”初心者”だけ集められて注意でもあるのかなーと思うとそういうわけでもなく、”初心者”も”経験者”も車検を受けたらそのまま出走となります。

暫く腹ポンが列の先頭を走ります。後ろには沢山のブルベスト。風はそれほどこの時点ではきつくなく、毎時26-27キロペースで進みました。と、前にもブルベストが見えてきて更に腹ポンの脚が早まるのがわかります。追いついてみるとモリタさんコンビや、シャークさんの列車でした。やった♪これで安心♪と思ったのも束の間、シャークさんの先頭車両が離れていきますヨーcoldsweats02。たいへん!どうする?腹ポンはどうもシャーク列車に乗りたいと見えて、モリタさんたちを追い抜いて前に出て行きました。

暫くするとどんどんと向かい風が強くなり、前に人がいることがあり難く感じます。それでもシャーク列車は向かい風の中26キロ毎時で進みます。きっと台風14号の影響でしょうが、「このまま300キロ新潟までずっとこの向かい風ですかーsweat01」と一同一様にどんより気味だったと思います。先頭はシャークさんから別の人に代わります。この頃、千切れる人が出るたびに前へ前へと出るクセが仇をなし、腹ポンが先頭交代要員に入るのが時間の問題となってきたのには焦りました。だって腹ポンの次はワタシですからねー(^^;。後ろをみるとひらまつさんは賢く列の後ろの方で安全圏内走行ちゅうでした(<流石)。

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写真は27キロ地点、まだ余裕余裕です(ピースしてれるんも今のうち?)。

台風の影響で気温は上がり気味、ボトルの飲料がどんどんと消費されていきます。最後の一口を飲み干し、どうしたものか考え始めていると腹ポンもボトルが空になったよう。シャーク列車を降りるのは勿体無いのですが仕方ありません。左手のコンビニに駆け込みます。そこでゆば~ばさん、ひらまつさんはまだ精算を終わっていないのですが、腹ポンは「さあ!行くよ!」と(>えっ?!)。慌ててひらまつさんに挨拶だけして店を出ます。もうちょっと一緒に進みたかった気もして後ろ髪引かれる思いでしたが、「たまには夫婦二人もヨシ!」と直ぐに気持ちを立て直します。

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ここで仙台から東京に単身赴任で来てらっしゃるという方が前に居られて、暫く引いていただきます。

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暫くすると青レーパンに《IMAI》の文字も鮮やかな海苔と数人の方とで列車を作ります。こ《[IMAI》さん(仮称)とはこれからも何度もご一緒することになりましたが、茨城の方だとお聞きしただけでお名前も判らず仕舞いでした。。。。残念です。

この写真のあたりは84キロ地点群馬渋川の手前です。土地勘がなく何処も同じような風景に見えます。ただただ道を進んでいる感じです。また、前橋あたり道が狭いのにも関わらず交通量が多くて悩まされます。交通量はこの先3日間5連休の関係かどこもとても多くてワタシのように車の多い道が大の苦手の人間は非常に苦しい思いをすることになるのです。が、この時はまだ知りませんでした。

「早く山に逃げ込みたい(;_;)」心底そう思いました。坂の方が交通地獄よりマシに決まってます。

☆ 119.4km地点 ★ PC1に到着。12時30分ごろ。

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ここではお昼ご飯をたっぷりと食べます。上州鳥飯弁当にプリンなど。鳥飯の上に紅しょうがの千切りが乗っていて驚きました。更にその千切りが風に飛ばされて駐車場に散ってしまった時は仰天しました。

「なんちゅー風や!!(>_<)」

ここまでずっと向かい風、結構消耗してました。スタートの時のスタッフの方の注意が頭を過ります。

「・・・・・・・・・・ぢごくを見ることになるかもねー(^^;。」

ここから峠なんですね。でも、PC1を出て県道から坂道に入ると気分が良くなってきました(^^)。直ぐ脇を走る車から開放されて、腹ぽんと時々併走もできちゃいますし(ほんとは、しちゃダメですけど)、マイペースで走れるのが何より嬉しい♪やっほ、やっほと登っていると赤羽トンネル(14時13分)です。

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そこからぐいぐいと下ります。下りも向かい風がきつかったような。ずっと向かい風の中走っていると、無意識に上半身にチカラが入っているのでしょうか、登りにかかる前に肩が凝って凝って気分が悪くなってきました。「アタシ肩凝った weep」「ボクも!」ということで水分の補給も兼ねて自販機で止まり、腹ぽんと道端で肩の揉みっこをしますrockpaperrockpaperモミモミ。これが気持ち良いのです~。二人ってこういう時に良いねえ~とポジティブシンキングを繰り出しながら、人類は前傾姿勢を続けるには頭が重すぎると意見が一致しました。

そこから登りにかかります。今日のメインディシュ三国峠です。でも、メインディッシュといっても標高1000mほどなのでここは明るく「いつも行ってる六甲山みたいなもんねー♪」とポジティブシンキング。斜度も一度きついところがあり、そこで少し苦しみましたが、頂上に近づくにつれて緩くなるという有難い峠でした。それほど苦しまずに頂上へ着けたのは、腹ポンの脚が攣りかけたので鬼引きにあわずに登れたのも幸いしたのでしょう。この頃はまだ元気でした・・・・・・。。

☆ 166km地点 ★

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三国峠トンネルを出たところ(15時57分)。ここから新潟県です!出口付近の駐車場で止まっていると、途中で一度一緒になった背が高くて鼻の高い海苔さん(ワタシはてっきり見た目から外人さんかと思ってました)が大きく手を振って下って行かれました。ここから下って下って、意外と人通りの多いガーラ湯沢の駅前を通り、広い道をひたすら進みます。降りてきてからは向かい風は随分弱くなってなってました。気が付くと日が暮れてきているなか、美味しそうな外食店が目に付きます。コシヒカリ釜飯の店があり思わず、振り返って唾を飲み込みます。

「夕ご飯は?」と聞くと「レストラン雪国で。ナビしてね。」と言うのでGPSを睨んで走ります。「六日町インター」の標識を見つけて左折したら左手にありました。雪国まいたけ、雪国もやし生産会社直営のレストランですので、目玉はもやし丼(650円)ときのこ類です。

☆ 215km地点 ★

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腹ぽんが自転車を止めてくれている間に、客のまばらなレストランに駆け込み「もやし丼二つ!」と頼んでしまいます。丼はご覧になって判るように、よそうためのお茶碗がついてきます。

つまり、お櫃が丼になったが如き量なのです!!!!(>▽<) しかもまいたけが食べたくて頼んだまいたけのてんぷら(380円)も半端でない多さで、シャキシャキとしていて感激モノの美味しさでっす。

それにしても、なぜここまで来てギガ盛飯を食べることにことになるのかは、自身もよぉ~く判りませんでした。。。。。が、日頃の鍛錬のお陰でなんとか「もやし丼峠」をクリアすることができました。三国峠より厳しい峠であることはマチガイなかったです(断言)。

食べ終わるとささっと防寒着(CRAFTのwindstop)を着て走り出し、18時15分コースに復帰しました。料理が出てきたのが速かったので、コースを離れていたのは45分で済みました。

夜の街を走り出すと、お腹がくちくなって気持ち良いのです(^^)。と、暫くすると横をビューっと通り過ぎるブルベスト1名。腹ぽんと相談してついていくことにします。この方ともアチコチでご一緒することになったのですが「minori」という文字の入ったレーパンを履いておられるところをみると、レーシング・チームに所属されているのだろうな、と思います。無駄がなく綺麗な走りをされます。走りながら一言二言交わしましたが、礼儀正しいスポーツマンという印象をおうけしました。

腹ぽんが一度前を引きますが、はっきり言って相手の実力が段違いに高いので、事後ずっとPC2まで引いて頂くことになります。速度は速い(多分30キロ毎時くらい?)のですが、一定の速度で綺麗に走られるので後ろをついていくのがとても楽でした♪。途中でまた《IMAI》さんと合流します。

「花火見ました?」と聞かれ「見ました!」と。それからも左手に何回も綺麗な花火が上がるのがみえました。ふゅるふゅるふゅる~っと、人魂のような花火の玉が上がっていくや、ん!!shineと丸い華が夜空に咲きます。上から順番に消えていくのが勿体ないほどです。こんな綺麗な花火を見ることが出来るなんて!!と感動しながら夜の快走が続き、夜道が後ろに流れていきます。気持の良い時間でした。お陰様でPC2に着いたのは夜の8時半くらい。お腹も空いていないのでチェックを受けて飲み物だけ買い、引いていただいたお礼を言うと直ぐにPC3、もとい今夜の宿泊場所を目指して走り出しました。

二人で夜の道を走ります。少し走ると祭りの後の町を通りました。

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街人の思い思いの手書きの絵が描かれた提灯が町の通りを彩ります。次々と現れる提灯が、それこそ走馬灯のように後ろに流れていくと、ちょっと胸がきゅうんとしました。寂しいのか何なのかわかりません。土手沿いの道を進み、人気もまばらな街中を走りぬけていきます。次のPCとの距離は58キロ、3時間ほどでつくはずです。途中、三国峠の登りで一緒になったてんとう虫ジャージを着た小柄な方と所々一緒になります。

☆ 330.9km地点 ★    23じ07分、PC3に到着しました。ここで電池を交換し、少し補給もして10分後、28キロ先の新発田のネットカフェを目指します。ここが1日目の安眠の場所となってくれる筈だから。

夜中に大きな川をわたります。きっとこれが信濃川なんだなあーと思います。ここから新潟の町中走行になります。信号が多くてなかなか前に進みません。

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信号待ちの間に下を見ると、新潟市の標識がありました。大分疲れてきてましたけど、「新潟市に来たんだ!」と思うとフツフツと嬉しさが沸いてきます。

「鶴亀さん、新潟に来たよ!太平洋側の埼玉からとうとう、日本海の町に来たよ!」と応援してくれている人に教えてあげたい気持でした。でも・・・・・・だんだんと脚が重くなります。12時を過ぎてくると、疲れはぐぐっと加速してやってきました。「あと20キロかあ・・・。到着したら夜の1時くらいかな。新潟で休んでいけば良かったかな。。」と、疲れで重くなった頭で考えます。でも、ここでヘタれたら睡眠時間が減るだけになってしまうので、しんどくても腹ポンに黙ってついていきます。ネットカフェに着いたのは、夜の12時45分あたりでした。

ネットカフェ初体験ですheart04heart02 一体どんなところなのでしょうか?ワクワクドキドキしながら受付を済まし、「二人で寝られるような席は開いてません?」と聞くと「カップルのフラット席があいてます」とのこと。

カップルシート?!って・・・・・・・・・・おおおお!「電車男」のまとめ版を読んだ時に、頻々と出てきた言葉ではないですか!こんなところで電車男の謎を解くことになろうとわ!!

・・・・・・・・・・・・・ブルベって面白すぎ♪ですわよ。confident

パーティーションされた部屋(上は筒抜けです)はこんな感じ。

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24時間受け付けてもらえ、ひざ掛けは無料で貸してもらえますし、ジュース類、コーヒー類は24時間飲み放題happy02、食事も注文可。

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嬉しくなってカツカレーを頼みました(今から考えると刺激性のものよりうどんなどの方が良かったかも)。食べたらささっと洗面を済まし、ひざ掛けをかけて寝てしまいます。1時20分くらいだったと思います。客は沢山いるのに妙に静かで話し声もほどんどしない店内には小さな音でBGMが子守唄の如く流れ、まるで眠りをいざなうよう・・・・・・。初めての経験に少し神経が立っていたのでしょう。煌々と明るいのも相俟ってなかなか寝付けず、うとうとと寝たり、目が覚めたりで1日目の夜が更けていきました。

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